古の王国、アプリコット。
王女エアリーは、いつも城の窓から外の世界を夢見ていた。
優雅なドレスをまとい、きらびやかな装飾品に囲まれてはいるものの、彼女の心はいつも自由を求めていた。
ある日、王女は古書庫で不思議な輝きを放つ石板を見つけた。
それは「魔法の鏡板」と呼ばれ、触れる者の知性と創造性を飛躍的に高めるという伝説の品だった。
王女は好奇心に駆られ、そっと指を触れた。
すると、石板は眩い光を放ち、王女の脳裏に様々なアイデアが流れ込んできた。
絵を描きたい、音楽を作りたい、物語を紡ぎたい。
王女は、今まで感じたことのない衝動に駆られた。
しかし、王女の周りには常に侍女や騎士がおり、自由に石板を使うことは許されない。
王女は決意した。
誰にも邪魔されず、自分の才能を自由に開花させるために、秘密の場所を見つけようと。
そして、王女は夜の帳が下りた頃、城を抜け出す計画を立て始めた。
星が輝く夜空の下、王女エアリーの冒険が始まる。
未知の世界で、彼女は何を見つけ、どんな物語を紡ぐのだろうか。
【次回予告】秘密の抜け道
このお話はフィクションであり架空の話です。
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