さつまいも妖精、ふわもこの里

むにゃむにゃ…。「んー、よく寝た！」太陽の光を浴びて目を覚ましたのは、ふわふわの髪が特徴的な、さつまいも妖精のいもみ。今日は待ちに待った、ふわもこ収穫祭！

「いもみー！準備はいいかー？」元気いっぱいの声が聞こえてきた。声の主は、幼馴染みで元気印のポテト妖精、ぽてと。

「もちろん！今日はたくさんのお友達に、僕たちの愛情たっぷり、ふわもこポテトを届けなくちゃ！」いもみは、自慢のふわふわ尻尾を揺らしながら、ニッコリ笑った。

収穫祭の準備は順調に進み、会場は甘くて優しい香りに包まれていく。いもみとぽてとは、お店に並べるふわもこポテトを、ひとつひとつ丁寧に確認した。

「見て、いもみ！このポテト、特別に甘くて美味しそうだよ！」ぽてとが指差したのは、黄金色に輝く、ひときわ大きなふわもこポテト。

「本当だ！これは、今日来てくれるみんなを、笑顔にする魔法のポテトだね！」

収穫祭が始まり、会場はたくさんの笑顔で溢れかえった。いもみとぽてとは、自分たちが育てたふわもこポテトを、みんなが美味しそうに食べる姿を見て、胸がいっぱいになった。

そんな中、一人の小さな女の子が、いもみの元に駆け寄ってきた。「あのね、お兄ちゃん！このポテト、すっごく美味しい！ありがとう！」

女の子の笑顔を見た瞬間、いもみの心に、温かい光が灯った。「こちらこそ、ありがとう！」

【次回予告】秘密の蜜、発見！？

このお話はフィクションであり架空の話です。

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